14th October ,2015

journal。。。

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8月 撮影中の夕景待ちに撮った
良い光景だと思いファインダーを向けた
ピントが微妙にずれている 加工も編集もしていない生の写真
それなのに「いいな。。。」って思った
これを見て何人の人が「いい。。。」と思うんだろう

長らくjournalの投稿から遠ざかっていた

忙しかったから・・・いや、そうじゃない
何となく、書く気にならなかった
気がそこにはなかった
世の中ではいろんなことが起こり、いろんなことが変わっていった
そんな中、自分の周りの環境も大きく変わってきたように思う

自分の中の軸は何も変わらない
ただ、変わっていく環境がいい方向に行くよう夢中に追いかけてきた・・・そんな気がする

先日facebookであげた 「いい。。。」 この記事にもたくさん使ってる

 

何気なく使う言葉だけども・・・

ほんとにいいって何なんだろう・・・

 

 

いろいろ考えてきたことを

すこしずつ journal で綴っていこうと思う。。。

 

樹のこと、石のこと、人のこと、世の中のこと。。。

 

journal 再開です。。。

 

10th October ,2015

STAFF募集。。。

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LANDSCAPE NIWATAN DESIGN+ARTISAN OFFICE では、現在 STAFF 並びに 職人さんを募集しています。

LANDSCAPE NIWATANでは、主に空間デザイン(住宅、店舗、商業・公共空間などの緑を取り込んだ空間)の設計・施工・管理 を自社で行っています。
『庭・緑化』をキーワードに、庭師、大工、左官、石工、照明、看板・・・など、
すべてをデザインし施工する「モノヅクリ」のチームです。

これから庭に関わる仕事に興味のある若者はもちろん、同業種で経験を積まれた方、または他業種(土工さん、左官さん、大工さん、鉄工職人さん他、あらゆる分野)でそれぞれが培ってきたスキルを生かしながら何か新しいことに挑戦したい方など幅広い人材で楽しい仕事をしていきたいと考えています。

同時に、独立して一人で頑張っておられる庭師さんの応援も大歓迎です。

幅広い技術と経験で活躍の場を求めて来てくれる方を心よりお待ちしています。

mail[info@landscape-niwatan.com] までお気軽にお問い合わせください。

6th January ,2015

NIWA 218/ Jan.2015

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NIWA 218/Jan.2015』 に onomichi[n] が掲載されました

31st December ,2014

ありがとう 2014。。。

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今年も終わろうとしている

今年は、本当に多くの仲間に支えられた一年だった

多くの仲間の支えのお陰でこの一年を乗り切ることができた

 

急遽、FBでの呼びかけで集まってくれた仲間。。。

急な電話の呼び出しで仕事後に駆けつけてくれる仲間。。。

自分の仕事を徹夜してまで駆けつけてくれる仲間。。。

そして、共に寝泊まりし現場に缶詰になって昼夜なく遊んでくれた仲間。。。

不安な気持ちを共に共有してくれる仲間。。。

 

本当に多くの仲間に囲まれ、後押しされ今があることを特に実感できた一年だった

 

写真は今年見学した「知恩院」の小屋組み。

この小屋組みを見た時に一番強烈に心に残ったことがある

この大きな屋根は多くの木によって支えられている

どれだけきっちり繊細に組まれているのかと思いきや、繊細さはなく大胆にありのままに組まれているのである

これだけきっちりした寸法の世界なのに、途中は案外曖昧、というか寸法よりも木の特性を最大限に活かすことを一番大事に考えて組まれているのである

あっ、完璧な設計図面はないんだな。。。と思った

やっていくうちに、こうなるならあれがいる・・・ここを補強しなきゃいけない・・・とかそんなことを考えながら組み上がったんだということがわかる

しかし、最後の仕上げは帳尻をあわせてくるのである

 

人も同じ。。。

いろんな人間がいる

いろんな個性を持ち、考え方がある

その考え方が同じところにいればその人間は強く生きることができる

でも、何かが違えばそこで病み、人間が弱くなる

その個性をうまくあてはめてあげることができればその人間はグッと伸びる

この小屋組みで組まれた楽しそうな木々たちを見て一番感じたことである

 

すべて同じなんだ

仲間やクライアントに支えられ、応援され、今がある

この写真にはすべてが詰まっている

2014年を象徴するいい写真です

 

感謝と幸せを実感できた一年にお礼を言いたい

 

本当にいい一年でした

ありがとうございました

 

これで本年の業務は終了です

 

2015年:officeは1/4~、現場は1/6~のスタートとなります

今年も本当にありがとうございました

 

 

17th July ,2014

現場staff・見習いstaff・オープンワーク・職人 の募集

LANDSCAPE NIWATAN DESIGN+ARTISAN OFFICE では、空間デザイン(住宅、店舗、商業・公共空間などの緑を取り込んだ空間)の設計・施工・管理 を自社で行っています。
『庭・緑化』をキーワードに、庭師、大工、左官、石工、照明、看板・・・など、
すべてをデザインし施工する「モノヅクリ」のチームです。
現在、緑を取り込んだ空間ヅクリは、世の中に求められています。
そんな中、技術と感覚を生かせる仕事に携わっていただきます。

《応募資格》

・現場スタッフ
実務経験者のみ
運転免許要(AT限定不可)

・見習いスタッフ
運転免許要(AT限定不可)
(能力に応じて スタッフに昇格あり)

・オープンワーク募集
作庭・手入れ・その他の日常業務経験可能
20歳以上 (学生 及び 一般応募可)
興味のある方は、メールにて経歴・スキル・趣味・連絡先・オープンワーク希望期間などを記載し応募してください。
遠方の学生は宿泊場所など不明な点はメールにてその旨を記載してお送りください。
メールが届き次第、7日以内に連絡を致します。

・職人
庭師として独立してやられている方、独立しよううかと思っている方で 造園に従事している方、パートナーとしてお手伝いいただける方を希望します

以上の項目で興味のある方は、[niwatan2001@gmail.com ] までお気軽にお問い合わせください。

メールが届き次第、7日以内に連絡を致します。連絡がない場合はサーバーのトラブルが考えられますので、再度メールか電話でご連絡くださいますようよろしくお願いします

31st December ,2013

今年も終わり。。。

                                                   尾道の住宅にて photo by Shinichi Sato

本年もいい一年でした

反省点もたくさんありました。。。

ただ、たくさんのことを実感できた一年でもありました。

本年の業務はこれで終了です。

毎年、大晦日から元旦にかけて、年賀状の作成をしていましたが、今年は年賀の挨拶をあきらめました

新年のご挨拶は大事なことではありますが、他にやらなければならない重要な業務を持ち越すことになり、新年早々スタートしなければなりません

来年も、さらに踏ん張る一年にしなくてはならないと決意しながらこの一年を締めくくりたいと思います

皆様、今年もたくさんのご支援本当にありがとうございました

20th December ,2013

ひとつの現場を終えて 『ひとつ』の重要性を思い知る。。。

昨日、ひとつの現場を終えた
今回の現場ほど「ひとつ」の大切さを噛みしめた現場は今までになかった
自分が「ひとつひとつ」を積み重ねてきたことも改めて思い知った
そして、これでよかったんだと痛感した
今回の現場は、大したことはしていない
鉄の屏風を立て、植栽をし、石を据えた。。。
ほんとに大したことはしていない
ただ、すごく力が出ている。。。
本来、9/6完成を目指していた
工事中、建築の撮影が延びたこともあり、竣工時期に余裕ができた
結局、10日余りも竣工が延びてしまった。。。
何度も自分の中でこれでいいんだと言い聞かせた
最後までとことんやろう、、、苦しみながらいつも言い聞かせる。。。
言うまでもなく、日数がかさむとお金は飛んでいく
人数入っているとそれは大きい
そういう考えたくないプレッシャーも押し寄せてくるのである
そんなことを忘れるように
端折っちゃいけない。。。端折っちゃいけない。。。
ひとつひとつ・・・いつかは終わる・・・『ひとつひとつ』
淡々と動く
連日連夜、作業は遅くまで続いた
そんな中で、あらためて多くの事を感じた
おれは、現場に入ってここまでやると決めたら何時になろうがやめない
集中に入ってしまう
ご飯さえ欲しくなくなる
とにかく好きなんだと思う
ただ、何が好きなのかに今回気付いた気がする
それは、「すべてを生かす」ことが好きなんだと。。。
それが庭かと言えば、そうでもないのだ
大きく言えば、「全体の空気感」。。。
そこから見えるすべてのもの。。。
大きなモノ は 景色。
それから 建築。
それから 庭。
それから 樹木。
それから 樹木が空に作り出す空間。
それから おっきな石。
それから 中くらいの石。
それから ちっちゃな石。
それから それらを作るために使う道具。
それから 職人の動き。
それから 作業中の杭や型枠。
それから 掘った土。
・・・・・
果てしなく細かくなっていく。
しかし、その細かい「ヒトツ」の集合体が、えげつない迫力をもつ『空気』を生み出すんだ
要するに、その「ヒトツ」がちゃんとできてなきゃそんな「空気」は作れないんだと痛感した
おれは、植栽や石組みをする前に、仕上げかというほど綺麗に地面を均す
また掘って荒れるのに、それでも均す
それは、へんな線が見えない空気の動きを止めるからだ
汚いラインが見えると、のってきてフラッシュバックのように見えた景色が一瞬にして消えてしまうからだ
植栽や石組みというのは、それだけ神経をつかう
集中してなきゃまったく何も決められないんだ
フラッシュバックのように目の前に現れる景色はすさまじく元気がよく、空気が踊ってる
それに押されて気分が乗ってくる
そんな時は、もう他のモノは何も見えてないのである
しかし、そんな時に何か気になることがあるともう前には進めなくなる
気になる事を置いてはいけないのだ
そんな時 「ひとつ」を大事にと良く思う
おれはさっき、何時になってもやめないと言ったが、好きで遅くまでしているわけじゃない。
『ひとつ』の積み重ねをやってきた結果、今のスタイルになった
どういうことかというと・・・
たとえば  「ひとつ」の仕事が終わるたびに、道具を整理する
そして、その日もう使わないなら片づける。
また使うものは一か所にまとめる
そして、次の作業に移りやすい準備をしておく
たとえば  右に歩いていくときには、右に持っていくものがないかを瞬時に判断し、あればついでに持っていく
たとえば  使った道具は立てて置き、地面や建物につけない
汚したくないから。汚れた道具をさわると手が汚れ、現場や周りの物を汚すことになるから
他にも 車を綺麗に止める 気が乱れるから事故につながるから
近所に人にあいさつする 苦情が出にくくなるから・・・
そういう細かい 「アホ」 みたいな 「はなくそ」 みたいな細かいことをいつも瞬時に考えながら動いてきた
その結果、作業に区切りがなくなった
「ひとつ」の作業が終わると すぐに次の作業に移れてしまうのである
簡単に次に移れるから 「次 これやっとこう」ってことになる
現場も汚れないから少し汚れたらすぐにわかる  だから作業のついでに短時間で掃除ができるようになった
結果的に、時間に余裕ができて考える時間をしっかり取り、凝縮して作業できるようになった
こんなこと言うと、おれはどれだけ細かい人間なんだと思うかもしれないが、ほんとはおれは細かくない
こんなことになったのは、いかに「短時間でロスをなくし クオリティーの高い仕事をするか。。。」を常に追求してきたからだ
かといって、今の自分が最高だとは全く思ってない
もっともっといい方法があるはずだと常に思ってる
だから、昨日やった方法と、今日やる方法が違うことはよくある
そして、いつも思うことは、
時間には限りがある  でも 『出来上がるモノ』 に限りはないということ
ということは、限界を決めるのは 『時間』 なのである
『ヒトツ』の作業で 1分でも1秒でも時間をつくることができれば、その 1秒 が 1年後 に 1日 に変貌する可能性を秘めているということだ
もちろん個人差はあるが、それだけ『ひとつ ひとつ』ということは大きい
もっと細かく言えば
『一歩』 をどこに踏み出すかが最も重要なのです
今回の現場で、多くの事を学びました
クライアント、関係者の皆様、仲間のみんな。。。
ありがとうございました
この現場、来年 『オープンハウス』 予定ですのでお楽しみに。。。
26th August ,2013

魂の痙攣。。。

先日、久々に魂の底から奮えるような出会いがあった
それは、いろんな流れをしっかりと踏まえた上で訪れた
その出会いが様々なことを考えるきっかけとなる
今の自分の立場、状況、これからの未来。。。
そして、周りに起こりうる出来事・・・
そのすべてが繋がっている
そういう立場に立ったんだと実感した
やりたいことをやる。。。それは当然のことだが、今思うことを考えることと、考えないでやることは大きく違う
もしかしたら、知らないうちに何かに囚われていたのかもしれない
少し何かが開けるような気がする。。。
4th August ,2013

『Byo-bu』 着工。。。

「愛媛 松山南の家」
『Byo-bu』 の並ぶ空間をつくります。。。
8/6着工 ・ 8/11竣工を目指す
早くも8月に突入した
前回のオープンハウス後は、図面作業、資料整理に加え、通常の手入れ作業を進めていた。。。
この間、何度か仲間と飲みに行き、いろんな相談や、悩みを受けた
みんないろんなこと考えてる。。。
何かを考えたり悩んだりしているとき、必ずと言っていいほど忘れていることがある
それは、相手の気持ちや立場。
そんな時、いつも思う
本当に相手の状況に自分が立った時、自分ならどういう気持ちになるんだろう。。。
そして、どんな人と出会えばその心を開くことができるのだろうか・・・と
そう考えると、自ずと答えが見えてくる。。。
それが自分の力量になるんじゃないかな。。。
それがわかるってことはすごいことだなと思う
そして、そうありたいとも思う
みんな完璧じゃないから、おもしろい
完璧じゃないから、念には念を入れて完璧を目指す。。。
松山の現場...
滋賀 きらく (スイーツ村田)+出雲 みはらようじ@出雲の神  
この二人と共に再び空間との格闘です。。。
さぁ、やるぞ。。。
HPなかなかアップできません・・・
ほぼ出来てるのに・・・
16th July ,2013

いろんなことを考える。。。

怒涛のような2つの現場 「魚万楼 一期工事」、「2つのベクトルを持つ空間」が終わった。

本当に没頭の毎日だった。。。

というか、まだ本当は終わっていない。。。

日々襲ってくるトラブルと、決断の中、毎日クタクタになった。

共に挑んでくれた 滋賀 庭屋 拓郎(タクローちゃん)、きらく(村田くん)、福伊(ふくちゃん) 愛知 庭水(マービー)、庭しょう(おしょう)、 出雲 みはらちゃん 福山 金高おやびん、なおちゃん、たつき、ダイスケ、原田、大町。。。

本当にクタクタになるまで頑張ってくれた。
そんなみんなに今回も助けられた。

感謝のしようもないくらい。。。

「つくる」ということは、とても楽しい。
ただ、その反面、とても苦しい。

思い通りにいかないことは多く、図面、感覚に誤差があることもある。

それをその場で修正し、決断しなければ現場は進まない。

そんなことを考えていると、寝てはいられなくなる。

飯を食うということも後回しになり、何度も何度も同じことを繰り返し考える。

頭からそのことが離れないのだ。

少し息を抜いたほうが・・・そういう人もいる

だけど、おれはそうじゃない。

息を抜くこと=そこから離れてしまうことになってしまう。

せっかく深く深く掘り下げてきたのに、そこでまた考えてきたことが埋まってしまう気がする。

だから考え続ける。

時間は無限じゃない。

使える時間は決まってる。

そんな中で、できることを精一杯やらないと何かあった時に悔いが残る。。。

それが絶対に嫌なんだ。

没頭できることは幸せだ。
だけど、先が見えない壁にぶち当たったとき、立っていられなくなるほど苦しくなることがある。

そんなとき、いつも思うことがある。

どんな思いで、どんな気持ちで過ごそうが、楽しかろうが、悲しかろうが、苦しかろうが、1日は1日で1分は1分で1秒は1秒だ。

自分は今とても苦しいところにいるかもしれない。

でも、今とても苦しいってことは、以前今ほど苦しくないところにいたってことも言える。
腹の底に力をいれれば必ず抜けられる。。。

その時の気持ちの切り替えと、第一歩を踏み出すことに相当なパワーがいる。

そして同時に、なぜ苦しいのかをいつも考える。

そう考えているうちに、自分をいつの間にか客観的に見ている気がしてくる。

結局何かやらなきゃ何も解決しない。

時間は限られてる。

でも、何かをクリアすることで猶予ができることもある。

とにかく、必死に動くだけ。

できることを、その時の精一杯を繰り返し、それを続けるだけ。。。

それ以上の事はできないんだから。。。

何やったって生き様が表れるんだから。。。

人間なんてちっぽけだけど、ひとつひとつを続ければおっきくなるから。。。

続けるんだ。。。

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