誰のために庭をつくるのか。。。
[canyon]…表札とお社製作を残し、一旦完成
15メートルの流れを8トンの石を使い渓谷をつくった
流れはデッキの下を抜け、玄関わきに抜ける
とても心地のよい空間に仕上がった
今回も4月5月は滋賀県から「庭職きらく 村田康之」、東京から「矢島武庭園 矢島」、6月は神奈川から「湘南庭風 西窪周二郎」それから番頭のたつきと仲間のよしのぶ、KOKORONEの原田など多くのメンバーが応援に来てくれた
最後に50㎡の駐車場土間 ビシャン仕上げがあり、4日半ビシャンを打ち続けた
最後の最後に修行のような時間が待っていたように思う
自分との闘いだった
いつも思うことがある
庭は誰かのためにつくるものだと。。。
もちろんそれは自分のためにつくるという人がいてもいい
ただ、おれは違う
自分のためにつくることに力が湧いてこない
相手がいてこそアイデアが湧きだしてくる
誰のために、どこにつくるのか。。。
とても重要なことだと思う
空間をつくる上で最も大事なことだと思ってる
それを追求すればそこにしかない最高のものが生まれる
周りの空気と、そこで営む人の空気を最大に生かせれば必ずいい空気はできる
そこに小手先の技術は必要ない
必要なことは、様々な経験からくる空気の読みと苦しい状況から逃げない忍耐力だと思うのです
その空気を読むためにいろんな経験、スキルが必要になってくるのです
やるか、やらないか。。。
これはすべてのことに繋がってくる
何をやってても同じです
そして、もしそれができて最高のものができたとしてもそれが最高ではないことを心に刻むことが何よりも大事なことだと思う
来週から新たな「流れの庭」に入ります。。。
応援募集です
興味のある方、お待ちしています。。。