24th May ,2020

『thinktrough』という場所。。。

Instagram LIVEをはじめて3週間が経った

ここでもう一度確認しておきたいことがある

 

『thinktrough』という場所は答えを発信する場所ではないということ

 

おれや一緒に配信している人達が話すことは完璧ではないということ
答えでもなければ、正しいかどうかもわからない

そして、質問やコメントしてきてくれる人の内容、すべてが貴重であるということ

時におかしなトークを繰り広げることもあるかもしれない

間違っているかもしれない

時には冗談っぽく、時には真剣に、おれらがいつも話してるようにLive感を大事にしそれを配信することでみんながそれに対して意見を持ってくれることがとても重要だと思っている

正しいこと、間違ったこと、そのすべてが『思考の種』に変わればいいと思っている

ジャンルや年代を超えて共に考えたい

だからこそ、ジャンルや年代の壁の境を真剣に考えたいと思っている

そんな風に、『思考のルート』が増えることが先の人生に豊かさを生み出すことを期待しています

 

 

21st May ,2020

物事に必要なアイデンティティとは。。。

昨日のインスタ飲みトークでのお話

どんな庭がいいのかという話から、@h.a.n.g_akioshiga さんから[アイデンティティがあればいいのでは?]という質問があがった

詳しくは、

yousukeのゆる深talk vol.3
https://www.youtube.com/watch?v=vZaIIqCSHHY

を見て欲しい

あの時のトークをもう一度思い返して考えてみたらあることに気づいた。

アイデンティティとは、個性とか、自分らしさみたいな自分から見た自分らしい考え方を意味する

あの時おれは、アイデンティティは少なくとも必要だと答えた
その回答に間違いはない
でも、何か自分の言葉に少し違和感を感じていた

それが何なのかを考えていた

「庭師の世界は偏っている。」おれはよくこの言葉を使ってきた
そして、この言葉とこの回答がリンクしていることに気が付いた

もしかしたら、そのアイデンティティが強すぎたから今の庭師という業界が現代社会からずれ始めたのかもしれない

今、庭師に必要なことは、パーソナリティなのかもしれない と。

パーソナリティとは他人から見た自分らしさという視点。
そこが欠落してしまっていたんじゃないだろうか。

アイデンティティにはとても幅がある。

様々な経験(庭以外のことに関しても。政治や経済、新旧の文化やファッション、音楽など 分野が多ければ多いほど)を経てきた人のアイデンティティは恐らくある程度パーソナリティとのバランスがとれているんじゃないか。

その経験の数が少なければ少ない程、一つのことだけにのめり込めばのめり込むほどパーソナリティが失われ、アイデンティティが一人歩きするのかもしれない。

もちろん、のめり込む時期も必要だ。

でも、ずっとのめり込んでいたとすると世の中からは遠ざかる事になるのかもしれない

そして、そこで天才的な力を発揮して注目されるとそのアイデンティティにパーソナリティが寄っていく事になる

ある意味、サブカルがサブじゃなくなるみたいに。

でも、多くの人は本当のサブになっていくんじゃないかと感じる

だから、ここで話をしたいのは、そのアイデンティティの根源にある経験が多い方が業界が底上げされるんじゃないかということ。

もう少し言えば、もしも自分が持つアイデンティティが素人並であったときには恐らく仕事にはならないかもしれない

そして、そのアイデンティティが、先人達から伝えられてきたアイデンティティをベースにカスタマイズされたものであればあるほどその先に残る文化を作っていくものになるのかもしれない

そして、それが唯一無二のものであればあるほど、そして、その唯一無二の数が多い程、それがポプュラーなものとしてフューチャーされ、文化として受け継がれやすいのかもしれない

これが正しいのかどうかはわからない

でも、それを考え抜く為の《思考の種》をここに撒いておこうと思います

これを拾うかスルーするかはその人次第です

ただ、こういうことをしっかりみんなで話して行きたいなと思います

シガさん、素晴らしい《種》をありがとうございます