28.6月.2006

山陰へ。。。

植田正治写真美術館

以前、イギリスにいる建築家のモーリーと、かえぷーがお勧めしてくれていた。
ずっと行きたかった場所だった。。。





これが、ほんとにいい!!!


植田正治という人は、写真家としての目線が普通じゃなかったみたいだ。




見事なほどの構成。かといって堅苦しくない、すんなりと入り込める写真ばかりだった。お茶目で笑いが出る作品も少なくなかった。。。




一番心に響いたのは、彼が発した言葉だった・・・

「普遍的興味から写真の世界に入り、やさしいと思っていた対象が最も難しいことに気づかされた。」





つまり、彼ははじめは人物を撮っていた。そのうち、風景、オブジェのような物を撮っていく。しかし、晩年は人物にもどる。。。

やさしいと思っていたことが最も難しい・・・

どんな世界でも言えることだと思った。。。





ここは、写真も良かったが、何といっても建築、立地条件が抜群だった。

高松伸という建築家の建物だが、コンセプトが面白かった。
美術館そのものが、カメラの内部構造のようになっているんです。

さらに、水とガラスを使った遊びが点在しているんです。


これは、言葉じゃ説明できないので行って確かめてください^^





ここを後にし、鍛冶屋の知識を得るため、安来鋼の資料館に行きたたら吹きを見る。。。

最高級の玉鋼は美しかった。。。



最後に足立美術館


ここは、横山大観のコレクションが主だが、陶芸館もあって、魯山人や河井寛次郎の昨品も多くあり、貴重な場所だ。

もう一つの売りは、庭。

京都の中根金作という造園家が作った庭で、海外からいい評価を得ている。
なんといっても、ここの管理のすごさに驚いた。葉っぱ一枚落ちてないのです・・・


庭については、色々な見方がありますが、地割り(地面の構成)が面白い庭だと思った。




と、リフレッシュしたところで・・・