山陰へ。。。
植田正治写真美術館。
以前、イギリスにいる建築家のモーリーと、かえぷーがお勧めしてくれていた。
ずっと行きたかった場所だった。。。
これが、ほんとにいい!!!
植田正治という人は、写真家としての目線が普通じゃなかったみたいだ。
見事なほどの構成。かといって堅苦しくない、すんなりと入り込める写真ばかりだった。お茶目で笑いが出る作品も少なくなかった。。。
一番心に響いたのは、彼が発した言葉だった・・・
「普遍的興味から写真の世界に入り、やさしいと思っていた対象が最も難しいことに気づかされた。」
つまり、彼ははじめは人物を撮っていた。そのうち、風景、オブジェのような物を撮っていく。しかし、晩年は人物にもどる。。。
やさしいと思っていたことが最も難しい・・・
どんな世界でも言えることだと思った。。。
ここは、写真も良かったが、何といっても建築、立地条件が抜群だった。
高松伸という建築家の建物だが、コンセプトが面白かった。
美術館そのものが、カメラの内部構造のようになっているんです。
さらに、水とガラスを使った遊びが点在しているんです。
これは、言葉じゃ説明できないので行って確かめてください^^
ここを後にし、鍛冶屋の知識を得るため、安来鋼の資料館に行きたたら吹きを見る。。。
最高級の玉鋼は美しかった。。。
最後に足立美術館。
ここは、横山大観のコレクションが主だが、陶芸館もあって、魯山人や河井寛次郎の昨品も多くあり、貴重な場所だ。
もう一つの売りは、庭。
京都の中根金作という造園家が作った庭で、海外からいい評価を得ている。
なんといっても、ここの管理のすごさに驚いた。葉っぱ一枚落ちてないのです・・・
庭については、色々な見方がありますが、地割り(地面の構成)が面白い庭だと思った。
と、リフレッシュしたところで・・・