28.5月.2006
石道具が・・・
少し天気がサッパリしないので、今入っている庭の次の現場で使う石を割っていた。。。
マメヤをぶっこむ穴を彫っていた時のこと・・・
「プシューーーーーーーーーーーー・・・」
テッポウの接続部分が折れてしまった・・・
どうやら空気の圧が強すぎたみたい・・・
急遽大きな道具で穴を彫り、無事割れた^^
これが、なかなかいい感じに割れて・・・
庭師は、現場を想像しながらまず頭の中で一度、庭を作ります。
勿論、一度と言っても、一つの形になるまで何度も何度も作り直します。
私の場合、ほぼ既製品は使わないので、材料がみつかっていないのに図面に入れる場合がよくあります。
さらに、それらを想像の中で組んでいく。
正直、形を作ることはたやすいことです。
しか~し!!!
頭に想像している雰囲気を醸し出すことができるかどうか、それが難しいんです。。。
現場にある石で、その雰囲気がつくれるのか、また頭に想像している石を作る、もしくは探すことができるのか、樹があるのか・・・
庭は、何かひとつでできるものじゃないんです。
すべてのモノが、響きあって一つの空間を作る。
全てのモノの力をかりて、それらのパワーを最大限にいかして、、、
雰囲気をつくるんです。。。
この石が据わる庭が楽しみじゃ。
どう割れたかは乞うご期待^^
ちなみに壊れた道具も、苦労の末に復活!!!
よかったよかった^^