12th September ,2012

【鞆の浦deアート】-朝鮮通信使なう。-

【鞆の浦deアート】-朝鮮通信使なう。-


『桝屋 MASUYA project』の庭(構想中)で出展します


内容、在日時、作業日など、詳しいことは明日 告知します。。。




2012年9月16日[日]~ 10月8日[祝]まで、広島県福山市鞆の浦地区を舞台に、
備後と韓国の作家によるアート展を開催します。
かつて潮待ちの港として栄えた鞆の浦。
我が国への外交使節団であった朝鮮通信使が宿泊地とし「日東第一形勝」と称賛されました。
歴史的建造物が現存し、在りし日々の面影を随所に残す街並みを散策しながら、
アート作品をお楽しみください。

※オープニングセレモニー
 日時:9月16日[日]9:30~ 場所:鞆の浦歴史民俗資料館
 駐広島大韓民国総領事館も出席されます。


〈 会 場 〉
福禅寺 対潮楼/鞆城跡/圓福寺/太田家住宅 /桝屋清右衛門宅/沼名前神社/鞆の浦歴史民族資料館/法宣寺/明圓寺/岡本亀太郎本店保 命酒タワー/田渕屋/鞆の浦@cafe /御船宿 いろは/ありそ楼/白壁/カヤッカーズCAFE/潮待ち茶屋(順不同)

総合案内所:白壁(作品配置図マップあります)

〈出展作家〉
【韓国アーティスト】
安宰國(釣糸)/金京和(布)/金正周(布)/曺載任/曺榮熙(フェルト)/柳美蓮(韓紙)/林宣希(陶)

【備後アーティスト】
Eye Brow(立体)/赤尾 宜子(木)/石井 和洋(陶)/石北 有美(染)/KEIZO(陶)/佐藤 徹(立体)/高田 信吾(オブジェ)/中村 文美(書)/萩野 中信(陶)/橋本 善次郎(庭)/前田 圭介(建築)/三宅 良子(石)/村上 健造(グラフィック)/森 美友(陶)/山縣 和子(フェルト)/YUKO(陶)/吉岡 宏展(木)/吉本 里絵(和紙)/ヨシダコウブン(陶,金属)


〈交通アクセス〉
バスで  福山駅 – 鞆の浦まで 約30分
JR福山駅前バスセンター 5番乗場「鞆港行き」乗車、『鞆の浦』or『鞆港』下車
※鞆の浦は駐車場が少なく、また道路が狭いため、ご来場の際には公共交通機関をご利用ください。


■ 主管/福山葦陽ライオンズクラブ ■ 担当/ BINGO de ART 実行委員会 ■ 主催/福山城アートプロジェクト実行委員会(福山商工会議所・社団法人福山青年会議所・福山葦陽ライオンズクラブ・福山食ブランド創出市民会議) ■ 共催/福山市鞆の浦歴史民俗資料館 ■ 協力/作品を展示する全施設・福山大学学友会執行部 ■ 特別協力/有限会社柿原銘板製作所・鞆の浦の皆様 ■ 後援/駐広島大韓民国総領事館・福山市・福山市教育委員会・広島県立歴史博物館・公益社団法人福山市観光協会・福山市商店街振興組合連合会・ 広島経済同友会福山支部・広島県東部観光推進協議会・エフエムふくやま(順不同)
■ お問合せ/ 福山商工会議所 TEL. 084-921-2345
17th August ,2012

『best private plots – Die besten Gärten 2012  国際コンペディション ノミネート』




オーストリアで開かれている国際コンペディション『best private plots – Die besten Gärten 2012』 で「SxLカバヤ岡山住宅展示場 ~Feel space in the forest~」がノミネートされています



最終結果は、9月29日ウィーンにて行われるAward Ceremonyで発表されます



前回の「森×hako」に引き続き二回連続のノミネートです

16th August ,2012

『福山市民表彰 2010/11/22』

                       記事:ぷれすし~ど
「Private plots 2010 1st prize」の功績を称えられ、 福山市より。。。


16th August ,2012

LANDSCAPE NIWATAN DESIGN+ARTISAN OFFICE

作庭衆 庭譚(にわたん)/LANDSCAPE NIWATAN DESIGN+ARTISAN OFFICE


   Landscape artisan & Director Zenjiro Hashimoto


   tel / 084-983-1128
   fax / 084-983-0028
  e-mail/ niwatan2001@gmail.com

15th August ,2012

『best private plots – Die besten Gärten 2010 国際コンペディション1st prize』 



オーストリアで開かれた国際コンペディション『best private plots – Die besten Gärten 2010

アジア初受賞
17th July ,2012

仕事って。。。

今日は午前中図面や段取りなどを済ませ、午後から現場、手入れに行った。


昨日から、タツキが応援に来てとるけーほんまに助かる。。。



二週間ほど前に、新たなスタッフが1人入り、今いろいろと話をしながら仕事をしているが、今日こんなことがあった。


今日の現場は毎年 年に二回入る地元の古いお寺。


そこのお母様が、おれが落とした山茶花の枝をお供えに使いたいとせっせと拾ってた。

その間、お母様はいろんな話を俺にしてくる。

おれは、そんな時、手は止めないが、仕事のペースを落としゆっくりと鋏を入れる。

話の腰を折りたくないから。


そんなやりとりをしている中、若いスタッフがこちらに歩いてきて、

「もうこの枝は運んでもいいですか?」

と枝をより分けている途中のお母様に尋ねた。



お母様は、

「もう少しだけそこに適当においてもらって残りは運んでください・・・それより、お茶を飲みなさい。あっ、三時のお茶を準備しなきゃ。。。話はまた後で・・・」


こう言い、中に入っていかれた。

結構大事な話の途中だった・・・

おれは寂しそうなお母様の背中を見送り、少し悲しくなった。。。



若いスタッフに言った。


「空気を読め。」と。。。



お母様は、いつもおれに言う。

「あなたが来てくれたらほんとにうれしいのよ。

話し相手がいてくれて、庭も綺麗になるし、心がスーっとします。。。」


だからおれはいつもお母様との会話を大事にしてきた。



仕事ってほんとはこれが一番大事なことだとおれは思ってる。



庭を綺麗にしたり、樹を元気にしたり、そんなことは当たり前にすることで、でも一番大事なことは、「きもちいい、うれしい」そう思ってもらえること以外に何があるんだろうか。



おれは最近、よく若い奴に話す。


なぜおまえが生活できるのか。


女を守るってどういうことなのか。


やりたいことをやって生きるってどういうことなのか。




曖昧に捕らえていることがほんまに多いんじゃ。


でもこれをわかりやすくコトバに変えると、このすべてに「お金」って関わってくる。



おれは「お金」にそんなに執着はないし、贅沢したいなんて思ったこともない。

でも、やりたいことをやるとき、やっぱり「お金」はかかる。


とにかく「生きる」ことに多少なりとも「お金」がかかる。



じゃあ、その「お金」はどうやって生まれるのか。



それは、人が相手に対する「感謝」の気持ちに他ならない。



「感謝」を「お金」に換えているだけのことなんじゃ。



だから、動けばいいんじゃない。感謝されなきゃやっても意味ないんだ。特におれらの仕事は。



おれは若いスタッフに言った。


「俺らは芸術家じゃない。職人だ。

相手がはじめから決まってて、その人に喜んでもらえる仕事をするだけのこと。

おれらはその中でも「一段階上の喜び」を味わってもらえるように頑張ってるだけ。

それは、経験がないとできないことばかりじゃない。

経験がなくても、ほんとに親身に相手の気持ちを考えてあげれば出来ることが必ずある。

それは、俺や、応援に来てくれた職人、周りのすべての人のことを同じように考えればやることは出来ることは山ほどある。


相手の立場に立てない奴に「生きるチカラ」は身につかない。


どんな仕事につこうと、これは絶対に変わらない。


よく考えろ。。。」




ほんとは、仕事なんて何やってても変わらない。




それに気がつけば「人」ってどんどんおっきくなる気がする。。。


3rd July ,2012

気付くということ。。。

気付くということは、凄いことだと思う。



人が気付くとき、必ず人が絡む。




自分ひとりで気付くことなんて何もない。




自分が出会い、話し、関わってきた出来事。。。




そして、その出会いによって自分が何に心を動かされてきたのか。。。



そんなことを思うと、おのずと自分の道が見えてくる。



でもそれは、本当は勘違いなのかもしれない。。。





勘違いでもいい。





それを心から楽しいと思えるなら。。。




おれはそう思う。。。





気付くということはほんとに素晴らしい。。。

6th May ,2012

『KOKORONE hair』 OPENHOUSE のご案内。。。

このたび、2012年5月22日〔火〕にオープンする『 KOKORONE hair 』。。。
 

Tamada工房㈱ 大町知己:建築、有限会社 ジムアンドカンパニー Kazumasa Kuwada:ロゴデザイン、作庭衆 庭譚(LANDSCAPE NIWATAN DESIGN OFFICE) Zenjiro Hashimoto:庭 の三人が、オーナ:原田雅之という「人」を焦点にあて、設計、デザインしたヘアサロンが誕生します。
外部のようで内部な雰囲気をもつ空間です。

1F店舗部分 床はすべて 作庭衆 庭譚(LANDSC​APE NIWATAN DESIGN OFFICE)施工です。
すべてを庭に統一しています。


デザインとは・・・
なぜこだわるのか・・・
ここで何がしたいのか・・・


時には言い合いもし、朝方までの討論が何度も続きました。。。


デザインではなく、本質に関わる話し合いを何度も重ね、オーナーを丸裸にするような空間が誕生しました。



皆様に広くご覧いただけま​したら幸いです。



日時:2012年5月12〔土〕 10:00~19:00 
        13〔日〕 10:00~19:00 


場所:福山市新浜町1―1―8(新浜の川沿いクロネコヤマトを東へ500m、一つ樋交差点前)  当日連絡先 090-6​412-3562 Zenjiro Hashimoto 


建築 設計施工: Tamada工房㈱ 大町知己

ロゴデザイン : 有限会社 ジムアンドカンパニー 桑田和真 

庭 設計施工 : 作庭衆 庭譚(LANDSCAPE NIWATAN DESIGN OFFICE)

15th April ,2012

『庭の家』 建築見学会のご案内。。。

~ 『庭の家』 建築見学会のご案内~







~『庭の家』 建築見学会のご案内~

このたび

後藤亜貴建築設計事務所とのコラボ​レーションによりつくりあげた住宅空間が竣工いたします​。

施主さまのご厚意により、建築見学会を開催させていただ​くことになりましたのでご案内申し上げます。

建築家と作庭家が 設計段階から意識を共有して「つくり​あげる」空間 に感心のある方に、広くごらんいただけま​したら幸いです。

日時:2012年4月22日(日)10:00~17:0​0

場所:福山市水呑町4504  当日連絡先 090-6​412-3562 Zenjiro Hashimoto 

建築設計: 後藤亜貴建築設計事務所
建築施工: ㈱鈴木工務店

庭 設計施工: 作庭衆 庭譚(LANDSCAPE NIWATAN DESIGN OFFICE)

18th March ,2012

『エス・バイ・エル・カバヤ 岡山住宅展示場』 を終えて。。。 ~本当にやりたかったこと~

2012/3/17(土)OPEN

~おれが人が集まる庭をつくる。だから頑張ってたくさんの家を売ってほしい~
「庭から住宅を考えたい。。。」これが、エス・バイ・エル・カバヤ㈱の設計部からの依頼の始まりだった。。。


これは、少し異例の依頼であった。

本来であれば、住宅展示場というのは普段から付き合いのある協力会社の仕事である。


しかし、今回は「庭と建築を一体とし、庭で建築を引き立てる」というコンセプトを基に『LANDSCAPE NIWATAN』に白羽の矢がたった。



打ち合わせは毎度数時間にわたった。



最初から、設計部のイタミさんとやりあった。


ある程度話を聞いた後、俺は口火をきった。


建築コンセプトは何なのか・・・


なぜここに窓をつけたのか・・・


フロアレベルは?天井レベルは?素材は?なぜ?その意味は?・・・



それは、設計者からすればとても厳しいことじゃと思う。


できれば避けたい部分だと思う。


なぜなら、曖昧な部分を全部突っ込まれるわけだから、ちゃんと細かい部分まで考えて設計してないと話にならんのんじゃ。



通常のハウスメーカーの業務で、住宅設計者が造園側から説明を求められることはまずない。


それを今回はやろうというのがこのエス・バイ・エル・カバヤ㈱の設計部の凄いとこじゃった。



おれは色んな話を聞き、俺が庭をつくる意味を深く考えた。



以前から俺にはある一つの想いがあった。



それは 「空間に対する人の感覚を底上げしたい・・・」ということだった。



なぜ「まち」が良くならないのか、間違ったことを平気で言い、それに従う行政が生まれるのか・・・


その答えがここにあると思っているから。。。




だから俺は始めの打ち合わせの時に言った。




「おれが人が集まる庭をつくる。だから頑張って家を売ってほしい。。。」



その時はここで留めた。。。



俺には更なる想いがあった。




それは、打ち合わせ中にイタミさんの口からふと出てきた言葉だった。。。


「これをやると営業に怒られるかも・・・」


おれはその言葉に違和感を覚え、何となく察しがついた。


通常、設計というのはその想いが伝わらなければ面倒くさい作りのものが多い。

面倒くさいというのは、決まったカタチのものではないということ。



使い勝手も変わってくるのである。


だから、設計部がつくったものを営業部が売る場合、その想いが伝わらばければ売りにくくてしょうがないのである。



おれはこの体制はまずい・・・すぐにそう思った。。。



そこでおれの闘志に火がついた。。。






『みんなをひとつにしよう・・・それが、今の流れを変えることになる・・・』






おれはその一心で庭のデザインにはいった。。。



以前からおれのことを知ってくれていた設計部とのやり取りは比較的スムーズだった。


建築、庭、共に設計を見つめあいながら一つの空間を目指した。




時間をかけて設計は完成した。



あとは『やるだけ』だった。



厳しい工程を突き付けられ、ヤバいと思ったこともあった。



しかし、おれにはもっと想うことがあった。



エス・バイ・エル・カバヤ㈱の事情を100%呑む。


その上で、他と差をつける。


でなければ、この「底上げ」は失敗する。。。



おれは、完全に向こうの要求を呑みこんだ。



車が入れるのは3日、工期は2月末、足場が外れ工事に掛かれるのが2/10。。。

これで、8.5mの樹木を含む植栽や、流れをつくる石組み、更には、中庭はすべて人力・・・かなり厳しい工程だった。。。



それでもおれは覚悟を決めた。



それは、『みんなをひとつに』・・・その想いだけだった。。。



おれ一人の力では到底無理だと判断し、仲間に頭を下げた。



東京 しおの(塩野潤 と 弟子の王子)、滋賀 作庭衆 永屋拓郎(タクローちゃん)、滋賀 庭職 きらく(村田康行)。。。



うちの竜樹をあわせて6人でこの現場に挑んだ。


おれはみんなに想いを打ち明けた。



みんな共感してくれた。


毎晩遅くまで頑張ってくれた。




結果、『エス・バイ・エル・カバヤ㈱の事情を100%呑む。』という目標は達成した。。。




工事中、遠くから十数名の団体がこっちにくる気配を感じた。


営業部のメンバーだった。



おれは何気なく見ていたが、少し時間が経って声を掛けた。



正直、はじめはあまりいい印象とは言えなかった。。。



途中、ちょっとしたイザコザもあった。


しかし、真剣に向き合っているうちに、いつしか仲良くなっていた。



おれは、管理が大変になることを詫びた。


それと同時に、この庭や建築に対する想いを伝えた。。。



みんな快く受け入れてくれた。


結局最終的に丸く収まったが、設計、インテリア担当、営業、監督、すべての人と少しのイザコザを起こし、闘志を剥き出しに向かっていくこととなってしまった。。。



そして、長いようで短い16日は終わった。。。




おれは、最後にどうしてもやりたいことがあった。





それは、設計部、営業部、現場監督のみんなで祝杯をあげることだった。




そして今回の展示場について、それぞれの想いを聞きたかった。




OPEN前に、その場は設けられた。



みんなで和気藹々と飲んだ。騒いだ。。。




おれはみんなの話を聞き、そして言った。





みんな、正しいと思うことをしてほしい。


サラリーマンだからとか、何かに理由をつけてこれは無理とか、そんな考えは捨ててほしい。


やりたいことをやって怒られて、それでいい。バランスをとって、ほんの少し前進できればそれでいい。


いつか必ずできる。そう思って、やり続けてほしい。


今の会社に満足しちゃいけん。変えたいことに眼をつむっちゃいけん。


ひとりじゃできんでも、みんなですればええ。


おれも一緒にがんばる。


だから、みんなが進みたいように進もう。


そして、会社を伸ばそう。


現場で実績をつくって、みんなの会社にしよう。


売りたいモノをちゃんと売れる会社になろう。


やるど~~~~!!!!!







みんなでそう心に誓い、みんなと別れた。。。




この一瞬でも、『みんながひとつ』になった気がした。





おれはほんまに思った。


エス・バイ・エル・カバヤ㈱でよかった。。。



いい仲間に出逢った。。。



今、現場はひとつになりつつある。。。






仕事とは・・・デザインとは・・・



ほんとはどうでもいいこと。。。


でも、どうでもよくないこと。。。


ただ、本当にやりたいことは、「庭をツクルこと」でもなく「デザイン」でもない


自分にしかつくりだせない『笑顔』をつくること。。。



それが、すべての人が仕事をする意味ではないかとおれは思う。。。





まだまだ始まったばかり。



この『庭』がどういう効果と力を生み出してくれるのか・・・


現場で引き継いでくれた 営業部のみんなに期待です。。。




是非、エス・バイ・エル・カバヤ㈱のみんなに声を掛けに行ってあげてください。



想いをもったみんなが、いい眼をして頑張っているはずだから。。。






みんな頼むね!!!

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