鞆の浦 『桝屋清右衛門宅 作庭計画第2期工事完了』 公開開始。。。
鞆の浦・桝屋 ~ MASUYA ~
広島県福山市 “鞆の浦・桝屋”
桝屋には、坂本龍馬が「いろは丸事件」の時に泊った「隠れ部屋」が残っており一般公開しております。
『gallery shop MASUYA』は、ノキロアートネットが企画運営する、クラフトやアート雑貨、瀬戸内土産のセレクトショップです。
広島県福山市 “鞆の浦・桝屋”
桝屋には、坂本龍馬が「いろは丸事件」の時に泊った「隠れ部屋」が残っており一般公開しております。
『gallery shop MASUYA』は、ノキロアートネットが企画運営する、クラフトやアート雑貨、瀬戸内土産のセレクトショップです。
桝屋 nokiro-art-net 佐藤さんが第二期工事完成までの軌跡を記事にしてくれていましたので紹介します。。。
『鞆の浦 de ART』準備作業開始
http://tomo-masuya.jugem.jp/?eid=84
橋本善次郎さんの庭のアート展示。
準備の様子です。
http://tomo-masuya.jugem.jp/?eid=85
橋本善次郎さんのアート完成までの軌跡1
http://tomo-masuya.jugem.jp/?eid=86
橋本善次郎さんのアート完成までの軌跡2 丁寧に向き合う。
http://tomo-masuya.jugem.jp/?eid=87
橋本善次郎さんのアート完成までの軌跡3 背景をつくる。
http://masuya.nokiro-art-net.com/?eid=88
橋本善次郎さんのアート完成までの軌跡4 なにやら長いものを…
http://masuya.nokiro-art-net.com/?eid=89
庭師 橋本善次郎さん『再生』
http://masuya.nokiro-art-net.com/?eid=95
お庭 作庭家 橋本善次郎さんによる
桝屋の庭の第二期工事が先日終了しました。
http://masuya.nokiro-art-net.com/?eid=105
お庭 その2 板塀の工事、植栽の工事が進みます。
http://masuya.nokiro-art-net.com/?eid=106
佐藤さん ありがとうございます。。。
広島ホームテレビ「Jステーション」の中の特集で、密着取材の放送が決定しました。。。
密着5年目になりましたが、第四弾の放送です。
2/21(木) 18:15~18:30 の間の約12分間
(世の中の動向により突然の変更もあります)
今回は「鞆の浦 桝屋」を中心に様々なプロジェクトが登場します。
お時間ある方は、是非ご覧ください。。。
今年に入って、ずっと充実した毎日。。。
なかなか更新できません・・・
ここ最近は。。。
一月に
Y邸「木塀」からはじまり、
明日で二期工事完了の「千田西保育所園庭第2期工事:建築 今川建築設計」
月曜日から「桝屋清右衛門宅(鞆の浦)~空気をつくる~」
2月中旬から「Drew~cafe.dining.bar(広島県竹原市):建築 佐藤雅巳建築設計事務所 :ロゴ JYMandCo/Kazumasa Kuwada」
と立て続けに竣工が待っています。。。。
それまではあまり更新できないと思いますが、FBにて近況はアップします。。。
長い間試行錯誤していましたが、まもなくHPも完成予定(2月末~3月末)です。。。
竣工物件もたまっているのでお楽しみに。。。
今年もやるで~!!!
はよスタッフこい!!!^^
年始から、様々なプロジェクトが進行中で、いろんなことを考える。
おれには、「つくる」 ということで絶対に曲げられない部分が一つだけある。
それは、そんな特別なことでもないし偉そうなことでもない。。。
ただ、「つくらないほうがよかった」と思わないようにすること。そして、クライアントにもそういう想いをさせないようにすること。
それは、みんながなぜそこに何を依頼し、何を期待してるのかがわかるから。。。
「つくらない方がよかった」ってどういうことかって言うと、どこにでも、つくる前の「空気感」っていうものが存在する。そして、その「空気」はいろんな力を持ってて、ちゃんと発揮できている所もあれば、死んでいるところもある。
依頼がある場合、ほぼ、そこの空気は活きてないケースが多い。おれはいつもそれを見てる。見てるうちに、そこにどんな空気が潜んでて、何をすればその空気は増大し、何をすればぶっ飛んでしまうかが見えてくる。。。
だから、いい空気を持ってるところなんかは、最初のヒアリングの段階でそこまでやる必要はないよって言うこともよくある。少し触れば、空気は格段によくなることを説明し、どこをどうさわればいいのかをプレゼンしていく。
いつもみんなが疑問に思ってるかもしれないけど、庭の「値段」ってどのくらい?ってこと。それは、ほんとにヒトコトじゃ言えない部分がある。
庭は、何もないところには存在しない。
そこには、住居、もっと言えば、「人のイトナミ」が存在する。それは、場所によって様々で、これから新たに作っていく「イトナミ」もあれば、何百年、何千年前から続いてきた「イトナミ」もある。
その「イトナミ」が、場所の空気を作ってる。
「森×hako」のように、完璧に空気を遮断して、まっさらな空気を作っていけるところはそうそうない。
そこには、元々持つスキルというか、何か変えられないものがあったりもする。その変えられないものに、価格のウェイトが大きくかかることが少なくない。だから、庭の「値段」ってヒトコトじゃ言えんのんよ。
そして、その場の空気を活かしていくのが「庭」の役割だとおれは思ってる。
それは、建築を巻き込み、まちを巻き込み、もちろん人も巻き込む。
そこの空気が伝えてくれてることを、最大限に今を生きているのみんなに伝える・・・これが、庭師と呼ばれるおれらの役割だとおれは思う。
わかる人、わからない人、どちらがいい悪いは言わないし、思わない。ただ、自分がそこに関わることで、わからなかった人が少しでもその空気を心地いいと思い、より その人自身の「イトナミ」に誇りが持てるようになれば本当に「やってよかった」となる。
おれは、眼に見える「モノ」をつくってるんじゃない。
眼に見えない「空気」をつくっとるんよ、、、
目に見える「樹」や「石」や「鉄」や「アクリル」や様々な自然の産物を使って。。。
だから、たとえがんばって、眼に見えてガラリと景色が変わっても、その場の空気の「品格」が下がればそれは、オレの中で「失敗」になる。
「やってはならないこと」をやってしまったことになる。
一つ付け加えておくけど、この「品格」というのは、「高級」とか「安っぽい」とか、そんな縛りではないということ。。。どことなくある心地よい「空気感」だ。
空気は受け継ぐものだから、それは誰かからもらって、誰かに渡すってこと。。。
その空気が少しでも理解できている自分が、その空気を壊すことだけはできない。
それは、ある意味、誰かの気付きのチャンスを自分がそこで奪うことになるかもしれないからね。。。
そこにはそこの、長い年月をかけて育ってきた「空気」がある。。。
おれ一人では完結しない。。。
だから悩む。。。
今、自分がそれができる場所に立っているから。。。