明日から。。。
再び「滋賀 魚万楼」です。。。
建築工事が終わり、一期工事の仕上げに入ります。
これから出発です。
6/13、14日の二日間、福山の現場のオープンハウスがあります。
11、12日で仕上げに帰ります。。。
詳細は後日。。。
それではいってきます。。。
再び「滋賀 魚万楼」です。。。
建築工事が終わり、一期工事の仕上げに入ります。
これから出発です。
6/13、14日の二日間、福山の現場のオープンハウスがあります。
11、12日で仕上げに帰ります。。。
詳細は後日。。。
それではいってきます。。。
過酷な現場が始まる。。。
滋賀の物件は、いろいろ問題があった。
実は今、とても燃えている。というか、力が漲っている。。。
どうすることもできなかった実態と、そこで起こる出来事が過酷になればなるほど「くそっ・・・」と言う想いが湧きあがった。
計画当初から厳しい現状に向かっていくことはわかっていたが、それを止めようとも思わなかった。
流れに身を任せてみた。
想像を超える過酷な状況ができあがってしまった・・・
何度切れそうになったかわからない。でも、そこで浮かんだのは頑張ろうと夢を語るクライアントの顔。。。
その顔が闘争本能に火をつけた。
20年後のリノベーションまで共に話した。
その希望をもった笑顔が心から離れない。
何とか彼女の夢を繋ぎたい。。。
そんな想いから、無理が言えそうな5人の仲間に助けを求めた。
滋賀 きらく スイーツ村田
作庭衆 永屋拓郎
愛知 庭水 マービーこと水谷学 + おしょう
広島 友川竜樹
間違いなく過酷な現場。
必ず最高のモノをつくる。
この状況でよかったと言えるものを。。。
a邸も、予定オーバーのフルプランでと笑顔で言ってくれた。
頑張ってくれるクライアントの姿に感動する。。。
6月末までこの二件の現場に没頭します。
お待たせしているクライアントの皆さん、すいません。。。
お許しください。没頭する意味を、必ずそれぞれの現場でわかってもらえると信じています。
7月は計画中の案件のプレゼンを一気に進めます。。。
次の更新は7月になるかもしれない。
滋賀、福山 共にお祭りのような現場に来れそうな仲間は連絡ください。助けを待っています。。。
さあ、お祭りスタートです。。。
TV取材もこの間に入っています。
今年に入って、ずっと充実した毎日。。。
なかなか更新できません・・・
ここ最近は。。。
一月に
Y邸「木塀」からはじまり、
明日で二期工事完了の「千田西保育所園庭第2期工事:建築 今川建築設計」
月曜日から「桝屋清右衛門宅(鞆の浦)~空気をつくる~」
2月中旬から「Drew~cafe.dining.bar(広島県竹原市):建築 佐藤雅巳建築設計事務所 :ロゴ JYMandCo/Kazumasa Kuwada」
と立て続けに竣工が待っています。。。。
それまではあまり更新できないと思いますが、FBにて近況はアップします。。。
長い間試行錯誤していましたが、まもなくHPも完成予定(2月末~3月末)です。。。
竣工物件もたまっているのでお楽しみに。。。
今年もやるで~!!!
はよスタッフこい!!!^^
年始から、様々なプロジェクトが進行中で、いろんなことを考える。
おれには、「つくる」 ということで絶対に曲げられない部分が一つだけある。
それは、そんな特別なことでもないし偉そうなことでもない。。。
ただ、「つくらないほうがよかった」と思わないようにすること。そして、クライアントにもそういう想いをさせないようにすること。
それは、みんながなぜそこに何を依頼し、何を期待してるのかがわかるから。。。
「つくらない方がよかった」ってどういうことかって言うと、どこにでも、つくる前の「空気感」っていうものが存在する。そして、その「空気」はいろんな力を持ってて、ちゃんと発揮できている所もあれば、死んでいるところもある。
依頼がある場合、ほぼ、そこの空気は活きてないケースが多い。おれはいつもそれを見てる。見てるうちに、そこにどんな空気が潜んでて、何をすればその空気は増大し、何をすればぶっ飛んでしまうかが見えてくる。。。
だから、いい空気を持ってるところなんかは、最初のヒアリングの段階でそこまでやる必要はないよって言うこともよくある。少し触れば、空気は格段によくなることを説明し、どこをどうさわればいいのかをプレゼンしていく。
いつもみんなが疑問に思ってるかもしれないけど、庭の「値段」ってどのくらい?ってこと。それは、ほんとにヒトコトじゃ言えない部分がある。
庭は、何もないところには存在しない。
そこには、住居、もっと言えば、「人のイトナミ」が存在する。それは、場所によって様々で、これから新たに作っていく「イトナミ」もあれば、何百年、何千年前から続いてきた「イトナミ」もある。
その「イトナミ」が、場所の空気を作ってる。
「森×hako」のように、完璧に空気を遮断して、まっさらな空気を作っていけるところはそうそうない。
そこには、元々持つスキルというか、何か変えられないものがあったりもする。その変えられないものに、価格のウェイトが大きくかかることが少なくない。だから、庭の「値段」ってヒトコトじゃ言えんのんよ。
そして、その場の空気を活かしていくのが「庭」の役割だとおれは思ってる。
それは、建築を巻き込み、まちを巻き込み、もちろん人も巻き込む。
そこの空気が伝えてくれてることを、最大限に今を生きているのみんなに伝える・・・これが、庭師と呼ばれるおれらの役割だとおれは思う。
わかる人、わからない人、どちらがいい悪いは言わないし、思わない。ただ、自分がそこに関わることで、わからなかった人が少しでもその空気を心地いいと思い、より その人自身の「イトナミ」に誇りが持てるようになれば本当に「やってよかった」となる。
おれは、眼に見える「モノ」をつくってるんじゃない。
眼に見えない「空気」をつくっとるんよ、、、
目に見える「樹」や「石」や「鉄」や「アクリル」や様々な自然の産物を使って。。。
だから、たとえがんばって、眼に見えてガラリと景色が変わっても、その場の空気の「品格」が下がればそれは、オレの中で「失敗」になる。
「やってはならないこと」をやってしまったことになる。
一つ付け加えておくけど、この「品格」というのは、「高級」とか「安っぽい」とか、そんな縛りではないということ。。。どことなくある心地よい「空気感」だ。
空気は受け継ぐものだから、それは誰かからもらって、誰かに渡すってこと。。。
その空気が少しでも理解できている自分が、その空気を壊すことだけはできない。
それは、ある意味、誰かの気付きのチャンスを自分がそこで奪うことになるかもしれないからね。。。
そこにはそこの、長い年月をかけて育ってきた「空気」がある。。。
おれ一人では完結しない。。。
だから悩む。。。
今、自分がそれができる場所に立っているから。。。
倉吉の「じゅんにい」、出雲の「ミハラちゃん」、東城の「タツキ」の四人で一気に仕事が片付いてきた。。。
ずっと見守ってくれている「手入れのクライアント」の皆さんにもなんとか迷惑かけることなく終われそうです。
みんなにほんとうに感謝。。。
ただ、「工事のクライアント」へのプレゼンが少し遅れ気味・・・
引き続きがんばるけど、年賀状がやっぱり元旦になりそうです
最近もたくさんいろんなことがあって、ここにも書きたいけど、今は仕事を優先します。
ただ、来年もワクワクするような工事が立て続けにあります。。。
パワーをためて。。。
とにかくやることがいっぱい・・・
図面の締切も、打ち合わせも予定がいっぱい。。。
現場はといえば、年内はもう間に合わないかもしれないくらいギュウギュウで、倉吉から「じゅんにい」ことかわべぢゅんが応援に来てくれてて、ときどき「kokorone hair」の原田も来てくれたり、エダヒロしゃんも来てくれたり、しあさってからは、出雲から「みはらちゃん」が来てくれて、多分そのころ「タツキ」が来てくれる。。。
今は年間通常の「手入れ」に回ってるんだけど、この仕事はかなり大事な仕事。。。
それは、忙しくなかった頃に応援してくれてたクライアントが多いし、みんなずっと応援し続けてくれてるから。
時期がかなり遅れてる現場もあるけど、みんな「いいよ^^来れる時で。。。」って言ってくれる。。。
現場に行くと、みんなすぐにお茶出してくれて、すごく話しかけてくれる。
ほとんどのクライアントが会った瞬間に「ちゃんとご飯食べてる?体大事にせんと駄目よ。無理しちゃダメ。まだまだこれからなんだから。。。」って気遣ってくれる。。。
クライアントも、仲間もみんなが一緒になって助けてくれる。。。
みんな「team NIWATAN」。。。
本当に幸せを感じる。。。
みんな・・・ありがとう
じゃけ~がんばれるんよな。。。
先日、広島県立福山明王台高校で講演をした。
全校生徒950名くらいかな。
題名は「自然に生きる」。。。
一時間と言われていた時間はあっという間に過ぎ、結局1時間45分も話してしまった。
おれは、事前に話すことを決めておくのが苦手なんよ。
だから、みんなの顔を見ながら話そうとおもっとった。
とりあえずは、おれが何をしている人間なのか、どうしてここに呼ばれたのか・・・そんな話をした。
それから、高校時代から今まで、どういう道を歩んできたのか、これからどうしていくのか・・・など。
高校時代の話は、打ち合わせの段階でほとんどがNGとなり、ほぼ話すことができなかったが、その後の人生においては包み隠さず話した。
生徒たちははじめの話なんてどうでもよさそうだった。
が・・・
どういう道を歩んできたかって話になると、だんだん真剣に聞き出した。
おれはいろんなことを話した。
そんな中で何度も言ったコトバがある。
それは、「常識に惑わされないこと」。。。
「世の中の常識」というものの中には、元の「本質」というものが隠れている。
だけど、「コトバ」は独り歩きし、そのうち「本質」は伝えられなくなっていく。
「常識」を伝える人間も、歳も立場も関係なく、自分の立場を基準に発言していく。
それによって、いろんなことが歪んでいく。
このネットという媒体もその一つだと思う。
不特定多数の様々なレベルの人間が同じモノを見て何かを考える。
それはそれでいいんだけど、それがすべてだと思うならとても危険なことだとオレは思う。
世の中はとても便利になってきた。
ただそれを機に、大事なことが伝えられなくなってきているとオレは思う。
例えば・・・
「バリアフリー」このコトバを耳にすることはほんとに多い。
「完全バリアフリーです」って自信を持って言ってる人を見ると悲しくなってくる。
すべてにおいて悪いとは言わない。
でも、おれには「あなた一人で生きてくださいね」って聞こえてしまう・・・
「バリアフリー」って、ある意味「人と人との関わり」を無くしていくコトだとオレは思う。
人が周りを気遣い、手助けし、困っている人がいれば誰もが手を貸す。これが当たり前にできれば、特に公共スペースなど「バリアフリー」にする必要はないのに・・・って思う。
それができないから今の流れになってる。そう言い切ってしまうと、もう人と助け合うという文化は薄れる一方だとオレは思う。
多分、はじめは「ちょっと過ごしやすく」って程度だったんじゃないかなって思うんよ。。。
今、若い子の中でおれにとっては不思議なことが起きている。
もちろん、みんなとは言わないが、多くこんな話を聞く。
「安定」を求めている若者が多いということ。。。
先日も大学生と話をする機会があり、そんな話になった。
「安定」って何なんだろう。
こんな「不安定」な世の中で、「安定」なんてあるんかな・・・
あまりによくこの「安定」って「コトバ」を聞くからオレはずっと考えてた。
この世の中でもし「安定」があるとすれば、多分「安定」を求めてる子は何か勘違いしてるかもしれない。
「安定」というのは「歩き続ける」ということなんじゃないかな。
止まった時点で「安定」は無くなる。
それはなぜかというと、世の中が歩き続けてるから。。。
「安定」=「楽」ではないんよ。
そして、より努力して一歩一歩を先に進めることができる人間が、より「安定」していく。
多分その人は「安定」を求めてるわけじゃないんよな。
つまり、「安定」を求めた時点で「安定」ではなくなるんじゃないかってオレは思う。
なんか、だらだらと書いたけど、何が言いたいかというと、
「自分が思ったことをしっかりと受け止めて大事にしてほしい」ということ。
世の中でいう「あたりまえの綺麗なコトバ」じゃなくて、「本当の心の中にあるコトバ」を大事にしてほしいとおれは思う。。。
それは汚くてもいい。
ナマケモノでもいい。
そんな自分を理解できれば必ず次の道は見えてくる。
そこからまた、「歩き続けることができる幸せ」を感じてほしいと心から願う。。。
オレが高校生に最後に言った言葉。。。
みんな楽しく生きてほしい。。。
おれが伝えたいのはただそれだけ。。。
何か伝わればいいな。。。